トゥーラ先生のコラム

情報の濁流と浅瀬によるシンボルの真価の消耗について

現代社会は、多くの雑多な情報が流れる「濁流」の中で生活しています。
デジタル時代の恩恵と共に、シンボルは短く速いメッセージに変容します。
しかし、これによりシンボルの真価は薄れ
深い洞察が忘れ去られ、忙しい日常の中で解釈が表面的になりがちです。
その濁流の中ではシンボルの深い洞察や価値が埋もれてしまいます。

浅瀬とは、情報が簡単にアクセスできる一方で、深い理解や洞察が欠ける状態を指します。
タロットのシンボルや解釈も、この濁流の中で表面的な理解や娯楽として消費されがちです。
タロットカードは元々、古代の多神教の教義を記した霊的なもので、宇宙の深い洞察や
精神的な成長を促進するアイテムとして使用されていました。

しかし、現代ではタロットのシンボルや意味が一般的に知られている一方で
タロットは単なるエンターテインメントとして捉えら
その結果、タロットが持つ潜在的な価値や深遠な知識、神秘的な側面が埋もれ
解釈は浅いままです。

このタロットの形骸化の波に抗っているのが「占い教室アルコーンです」
失われる前に、私たちは魂の奥深くを探求し、象徴の真価を見つめ直し
真の理解で、タロットの背後に息づく叡智を求めます。
タロットの魔法は、深遠な洞察力とイメージの力によって初めて現れます。
アルコーンでは形骸化へ注意を払いながら、社会に流されずタロットの叡智を
失われゆく真理を追求し続けたいと思っています。